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2020/08/11 18:30
先日発売させて頂いたタライロンがでかでかと泳ぐTシャツTraitor。
プリントを少しだけ、ほんの少しだけ工夫しております。
一般的に衣類にデザインをのっける方法としてざっくりと、シルクスクリーンプリント、熱転写プリント、昇華転写プリント、インクジェットプリント等々...があります。
シンプルなデザインや色数が限られる物だと、シルクスクリーンの様なアナログ印刷がポピュラーだと思います。
因みにシルクスクリーンは最初に製版代がかかるものの、注文数が多い程1枚当たりのコストは抑えられます。
ただ僕の絵の様に、自分でも何色使ってるかわからない上に非常に細かい絵はシルクスクリーンではまず不可能(と言うかもし出来たとしたら逆にめちゃくちゃ高くなると思う)
だからデジタルで、インクジェットプリントで細かいところまで表現する必要があります。
インクジェットのコスト面でのメリットとしては、製版代がかからないので少量生産だとコストが抑えられる事ですが、1枚あたりの印刷代は注文数が多くなっても変わらないので注文が増えるとコストが上がります。
白生地の場合、白色は他の色と喧嘩しないので直接生地に色を乗せる事が出来ます。
濃色の場合だと、ホワイトインクジェットプリントと言って下処理をした後まず白インクでデザインのシルエットを印刷し、その白で出来たキャンバスに色を乗せないと元の生地の色と被っておかしな事になってしまいます。
なので倍手間もインクもかかる分、基本インクジェットプリントの場合濃色生地の方がコストは上がる事になります。
しかし、今回タライロンでは白生地にもホワイトインクジェットプリントを使っております。
プロトで着ていたTシャツは、白インクを使わずで、全然悪くは無かったんですが僕が表現したいビビッドさがややぼやけてしまってる感があったんですよね...
まぁ写真を見て下さい↓

(上がプロト、「上の方が良い!」とか言わないでねショックだから笑)
これは本当に現物見ないとわからないんだけど、めっちゃくちゃ綺麗な色が出たと思うんです。
なんせ、オーダーする時「とにかく一番色が綺麗に出る方法でお願いします」って頼んだから笑

(プロト)

(製品版)
もしかしたら人によってはあんまりビビッドなのはやめて。。。とか思う人も居るかもしれないけど。
僕はどこにでもありそうなデザインはあまり好きじゃなくて、時には無難なのも考えなきゃなとは思うけど、全力でAKAMUNDI色を出して行けたらななんて思っております。
自分で言うのもなんだけど、結構カッコいいと思うんだけどね笑