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2020/07/06 20:45

(前回オーストラリア過去ログの魚)
2匹目のドジョウを狙って、と言う訳では無かったけど、今はとにかく少しでも長くフィールドに立っていたかった。
昔やってたバラマンディの狙い方とは大きく異なっていたけど、この時期のこのポイントにおける最善の攻め方が見えかけてきた気がしたから。
僕は一つの答えを導き出したかった。
この時僕が主に通っていたポイントでは一つの深刻な問題がある。
それは外来水生植物のキバナオモダカの異常繁殖。
9年前この街で釣りをしていた時は少なくとも殆ど見なかった物だが、見ない内に淡水域では元々水面だった場所も広範囲が覆いつくされていた。

(昔はこの堰の下でも普通にバラが出てたのに・・・)

(フロッグでやれば?とかこれ見たら言えんと思う笑)
在来植物との競合や、水生生物の生息環境悪化は言わずもがなだが、何より釣り人として全く水面にアプローチ出来ないと言うのは辛すぎる事だった。
仮にパンチングなんかしてこれの真ん中で魚が食ったとしても、オカッパりじゃ100%回収は出来ないと思う。
それぐらい分厚い壁だった。
雨季で川に流れが出来た事で、その多くが海へ流され、その出来た隙間で期間限定のパラダイスが出来ると言う訳だ。
昨日は十分なキャストスペースが出来ていたが、雨の降らなかった今日は水流が弱まりまた植物が岸際まで迫っていた。
何とか掻い潜って攻めようとしたが、物理的に無理なものは無理なので、早々に諦める。
大丈夫、まだ雨季は始まったばかりだ。
チャンスはきっと訪れる。
堰の下が釣りにならなかったので、あまり手を出した事の無かった上流側を覗いてみる。
所々にウィードコロニーが見えるが、やれなくも無い状況。
たぶん足を滑らせたら死ぬか大怪我な堰の上を、点々と打っていった。
昨日と同じくジョイクロ178を川の流れに乗せてドリフトしていると、ガツンッ!と良い当たりが。
すぐにエラ洗いを見せたそいつを見て余裕のゴリ巻きファイト。
昨日の魚を見ているからか、緊張感は全く感じなかった。
ウィードに潜られないよう一気に寄せ、フィッシュグリップを噛ませる。

(手前に見える水草が本当に厄介)

(さっとメジャーをあてると75㎝、思ったよりあった)
その後全く反応は無くなってしまったので、早めの撤収(と言っても日付は跨いでたはずだけど笑)
明日からもバイトの毎日だ。
暫く雨も降らなそうだし少しだけ休むとしよう。
頻繁にチェーンが外れイライラする自転車に跨り、その日は素直に帰る事にした。