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2019/03/07 15:41

思っていたよりも反応がイマイチだったとは言え、幸先良く良いサイズのバラマンディを手にした初日。


ちゃんと明るい時間にフィールドを確認したかった僕、仮眠を取った後デイゲームに繰り出した。

まぁこのポイントで日中良い思いした試しが無いから期待はせずに笑





僕ははっきり言ってそんな釣りが上手じゃ無い、と言うか感覚と勘で大体全てやってる人だ。

だからちゃんと丁寧にやってる人から見れば所詮うんこなんだと思う。

でもちょっとずつ進化はしてるはずで、使うルアーのレパートリーも少しは増えた。

9年前は殆ど使った事が無かったメタルバイブを投げまくった。

足元で小さなハタが食ってくる!



引きを感じるまでも無いけど、嬉しい一匹だ。

そして暫くして、メタルバイブ高速リトリーブの途中で「グッ!」と重みを感じた!

中層で掛けた・・・はずだったので何も引かないそいつに胸を躍らせて上げたらカニだった。

なんでやねん。



きっとこのカニ、忍者の末裔かなんかだろう。

少しがっかりしながら昼間の日差しが辛くなって一旦家に帰る。

出国まではわりと忙しく毎日過ごしていたから、この緩すぎる生活が少しもどかしくもあった。





日中は特にする事が無かったので、携帯電話のSIMを買おうとショッピングセンターまで歩く。

一緒についてきてくれた現地人のオタッキーなデブは終始無言で、なんでついてきたんだろうと不思議で仕方なかった。

まぁ、何もして貰っては無いけどありがとうよ笑

少ししか歩いて無いのに、家に帰ると滝のように汗だくで、軽くシャワーを浴びて寝た。





昼寝のつもりが、目が覚めたら夜。

すげえ堕落してるぜ笑

竿担いでシティ近くのヨットハーバーまで自転車を漕いだ。

ここも昔はよく来た所で、ハタが良く釣れるんだ。

でも時合いもくそも無くて、小さいの2本に遊んで貰って終わった。



普通に寝すぎたね笑

でも一度40lbラインを一瞬で切っていく魚も当たったから、中々ポテンシャルも感じた。

とりあえず、明日もこの辺でやってみるか・・・。

また片道30分を漕ぎ漕ぎして帰った。





また朝になって、ゆっくり準備して昼過ぎくらいに出かける。

途中でスーパーに寄ってエビを3匹買って、ヨットハーバー近くの海へ出た。

昔は頑なに餌釣りをしない時期もあったけど、今思えば馬鹿げてる。

餌じゃないと中々出会えない魚も居るから、色んな魚種を見ようとエビを細かく切って小さい針で流し込む。

爆風で餌がうまく沈まないにも関わらず、小魚達が沢山遊んでくれる。


水槽で飼いたいくらい極小のハタとか笑


ニセクロホシフエダイとか(沖縄ではヤマトビーだったかな?)


なんかえらい日焼けした感じのオヤビッチャとか。


餌として凄く優秀、しかも結構引きも良いウメイロモドキかな?


これは‼ハマフエフキ(タマン)の幼魚!で合ってるのか・・・?笑

こんな感じで色々ニューフェイスが遊んでくれる。

これは楽しすぎる笑

一通り小魚を狙った後はサメ狙いにシフトした。





タスマニアで住んでいた時はホシザメ、ナヌカザメと出会っていたけど、歯の鋭いサメらしいサメ?にまだ出会った事が無くて。

幼い頃からサメが一番好きだったから、触ってみたかったんだ。

この一年の旅が終わった今なら言えるが、この時本気でサメ狙いに使ってたタックルはダメ過ぎたよな笑



ロッドは問題無いけど、リールは最早無力でしかない。

ビッグシューターWM60が出国前は頼もしく見えたけど、海の大型魚相手にするリールじゃねぇ笑

ラインもワイヤーも入れずにメインがPE6号でリーダーは80lb。



恥ずかしすぎるセッティングだったよ笑

それでも何度目かのチャレンジでしっかり掛ける事ができて、小さいけど元気な回遊性の強いサメと出会う事ができたんだ。

なんて言うか、サメらしい顔つきが堪らなくカッコよくて、夢中で写真に収めた。



その日はまた何度かアタリはあったんだけど、夜になって、急に薄着が寒くなったから切り上げた。

でも海に可能性を強く感じる事ができた一日だった。







次の日はまたバラマンディを求めて自転車を漕いだ!

昔は海水のバラマンディしか釣れなくて、淡水のゴールデンバラは一回しか上げれた事が無かった。

だから今回こそは淡水を制覇しようって意気込んだ!

まぁ、今思えば海水域のバラの方が絶対サイズ上げるの難しいんだけどね笑(海水は自然繁殖個体がメインになるから)

家から片道1時間程か。

別に自転車が好きって訳では無い僕にとってはちょっとダルい距離感笑

でも今の自分なら淡水の奴だって絶対獲れる!って妙に自信満々でさ。

ゼェゼェ言いながらすぐチェーンが外れるボロイ中古の自転車を騙し騙し漕いだ。

やっとポイントに辿り着いた僕は、広がる景色に目を疑った。



見渡す限り緑。

あれ・・・水辺どこ?

以前この堰から釣りをしていた時の光景なんて面影もないくらい一面が浮き草に覆われてしまっていた。

昔からこの植物の範囲拡大は問題になっていたけど・・・めちゃくちゃ悪化してる。

しかも後で聞いた話、ここ5年程まともに雨が降ってないらしく、雨季で下流に流れるべきウィードが残ったまま分厚く水面を覆ってしまっていた。

ルアーを投げるまでも無く、釣りが非常に困難だと悟った。

って言うかそれ以前に立ち入り禁止になってた。

期待に胸を膨らませまくっていたからショックはデカかった。

これからどうしたらいいんだろう。





この日は釣りする気力も無くしてしまって、家に帰って悶々と過ごした。

とりあえずまた、海の開拓でも進めましょうか。


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