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2019/02/21 10:51
もう一昨年の話になってしまうのか。
数年ぶりに戻るオーストラリアは期待半分、不安半分の状態で始まった。
これまでは学生として親の援助があってそこで生活させて貰えていた。
貧乏性の僕は親のお金だからと言って贅沢をしたつもりは無いが、家賃や食費を自分で気にする必要は無く、それだけでも学業の片手間ではあるが自由に釣りが出来ていた。
だが今回は自分が決めた事。
良くも悪くも責任はつきまとう。
生活は出来るだろうが、1年間満足にやっていけるだろうか?
先のわからない長旅に不安を拭えないまま、チケットを握りしめ旅立った。

当たり前だが住む所は出国前に決めていた。
が、業者を介する訳では無く直接現地の顔も見た事が無い人間とのやりとり。
自分の部屋は確保されているのかどうかそこから不安だった。

この荷物の中に一年の夢が詰まっている。
まずブリスベンで降り立ち、乗り継ぎの時間の間に大学時代出会った恩人の家へおじゃまさせて頂く。
何度も1人で来ているオーストラリアとは言え、知っている人との再会にホッと胸を撫で下ろす。
久々に出会う彼との会話は弾み(ほぼ釣りの話笑)あっという間に乗り継ぎ時間が迫る。

さて、行きますか。
友人に別れを告げ、乗継便に足を踏み入れた瞬間から僕達アジア人はマイノリティになる。
「あぁ、戻って来ちゃったんだなぁ・・・」
今更実感が湧いてきた。
2時間程飛行機に揺られ、僕は9年振りに訪れるタウンズビルと言う町に降り立った。
ここから約1年間、現時点で僕の人生で最大の旅が始まるのである・・・。